介護認定がおり介護サービスの利用が受けられるようになりました。
ベッド・歩行器などのレンタルもですが、一番悩んだのがデイサービスの選択でした。
担当のケアマネジャーに本人と家族の意向を相談しました。
~選択の目的~
せっかく通所するのですから、本人にとって何を重点的に考えればよいかというです。
少しでも長く自分の足で歩きたい、何かにつかまらないと立てないなど、
下半身に不安がありましたので足腰の強化と認知症予防をお願いしました。
何より本人が楽しんで通所してくれるかが問題です。
4件リストアップしていただき、日程を決め実際一緒に行ってみました。
~各デイサービスの特徴~
それぞれ「押し」があります。
無趣味でしたので何が気に入るかわかりません。
リハビリ・体力づくりがメインのデイサービス
最初に伺ったデイサービスはリハビリに特化したデイサービスです。
よくあるスポーツジムと同じような立派なマシンが10台ほど設置され、
10メートルほどのプールもあり一般のジムと変わらないような気がします。
水は体が軽くなるので歩きやすくなり足の運動に良いなと思います。
個人的には気に入りました。初めての水着姿(笑)
カラオケを取り入れているデイサービス
歌いたい人は率先して歌い、聞くのが好きな人も楽しんでいます。
簡単な体操、リクレーションも取り入れています。
ショッピングへ行くデイサービス
こちらも簡単な体操、リクレーションのほか、
お財布を持って、二週間に一度、近くのショッピングモールへ連れて行ってもらえるというものです。
大金はもっていかないということでした。
リクレーションが豊富なデイサービス
こちらは1カ月のスケジュールを見せてくれました。
前月から次月は何をするのかを決めてカレンダーにして利用者へ配っています。
家族はその日のリクレーションがわかりますし、内容も生け花・おりがみ・ゲーム・絵手紙など、非常に幅広く考えられており、手先も動かせ脳に良いと思いました。
~食事~
3件のお昼はお弁当ではなくここで調理を行っていました。
食事は有料ですのでお金を支払って戴きました。
栄養バランスも考えておられ見た目も味も普通食でしたので美味しかったです。
持病や体調により食事は「塩分控えめ」や「ゴハンよりパン」などの希望も考慮していました。
3時間ほどでしたが全体的な雰囲気も何となくわかり、
スタッフの感じもよいものでした。
通所するデーサービスが決定
お試しの結果本人が行きたいといったのが、
最後にいったレクリエーション豊富なデイサービスでした。
週5でお世話になるデイサービスは毎日入れ替わり立ち代わり40名ほどの利用者があり、結構大所帯です。
あとは細かい調整です。
通所滞在時間は?
午前のみ 夕方までを選択できる。
順番にお迎えに来てもらうので車にどのくらい乗っていられるか?
疲れやすい人は少しでも遅く迎えに行くなどの配慮はしてもらえます。
人とのコミュニケーションは?
苦手な方は最初に伝えておくと席に気を配ってくれます。
入浴は午前中に順番に数名ずつで入るが抵抗はないか?
事情のある人は配慮してくれます。
注意事項は利用者同士物の貸し借りおやつなど渡さない!
糖尿病の方や携帯用酸素をつけておられる方など色々な方が居るので、
ほんの軽い気持ちで飴玉などお隣さんに渡してはいけません。
保育園のように連絡帳があります。
毎日体重や体温、排尿回数、食事の量、また何か変化があるときも連絡帳に記載してくれます。
利用者同士気が合わないなども起こらないとは限らず、
何かあればスタッフより家族に連絡がはいるので、ケアマネージャーに相談します。
出来る限りの要望には応えてくれるということです。
またデイサービスはいつでも変われるので、
合わないとなると新しくできるたびに変わるという利用者もいるそうです。
スケジュールはこんな感じです。
8時過ぎ電話のあとお迎え
9時デーサービスへ到着
体温、手の消毒
毎日違う席に着席、朝の挨拶や日にち確認
すでに置いてある脳トレプリントをする。
体操
入浴
12時お昼
13時~リクレーション
足の強化のため自電車のマシン漕ぎ5分
体操
15時過ぎから帰宅準備
16時~16時半頃帰宅
日中は家族がいないので一人は心配 帰りの送り時間を夕方4時半くらいにしていただきました。
家族の帰宅まで3時間。これは脳梗塞で倒れて発見されるまでの時間です。
心配性な家族ですので突然倒れてもマヒが残らないようにとこの時間にしました。
あとは本人が楽しく通所してくれればひと安心です。
友人の母は行きたがらず自分で電話してお休みされることがあるようです。
通所している方の年齢が自分より10歳ほど上の方が多いようで、
行きたくないというのもわかります。
どうなることやらです。